Ensigma Series3 RPU

Ensigma™ Series3は世界で最も包括的なRadio Processing Unit (RPU)ファミリであり、フルプログラマブルな汎用DTV、デジタルラジオ、およびWi-Fi接続IPプラットフォームのSoCや高度なチップセットへの統合を実現します。

Series3 RPUには、DVB-S/S2の他にISDB-S 衛星放送規格サポート、802.11n 1x1を含むWi-Fiサポート、さらにはBluetoothサポートも追加されました。もちろん従来のRPUで使用可能な規格もサポートしています。

Series3のプログラマブルラジオテクノロジーは、物理層での復調と 変調を可能にします。また、Ensigma RPUは最新のアーキテクチャにより接続規格に対応するとともに、ダイバーシティ受信やマルチチャンネルでの同時復調に使用する複数のさまざまな受信アンテナに対するハードウェアサポートを兼ね備えています。32ビットの組み込み式CPUは、システムハウスキーピング処理を行い、802.11規格での包括的なMACサポートとBluetooth規格のサブHCI処理を提供します。

このIPプラットフォームは競合する多くの単一規格ソリューションと同等のシリコン面積で本当の意味でのマルチスタンダードサブシステムを実現し、すべての規格において、感度、ノイズ、ドップラー、CCIなどのすべての主要パラメータで業界トップのパフォーマンスを提供します。

Ensigma Series3は、AFEやRF送受信機/チューナー接続用のデジタル信号入力(複素または実数)と出力(複素)や、データと制御接続用のマスタ/スレーブバスのインターフェースのオプションを含む完全なベースバンドソリューションとして容易にSoCを統合します。

抽象化ソフトウェアAPI

提供する放送規格ごとに、ファームウェアはプラットフォームへの抽象化APIを提供するため、ライセンシーはアプリケーションレベルのソフトウェア開発に集中できます。

Wi-FiファームウェアはソフトMAC、フルMAC、または完全組み込み構成で提供できます。ソフトMACまたはフルMACには、コンパニオンLinuxホストドライバが付属しています。その他のOSについてもご希望に応じます。

Bluetoothには標準のHCIインターフェースを提供します。

マルチスタンダード復調

単一のプログラマブルなエンジンとマルチモードハードウェアの組み合わせにより、世界中のテレビ、ラジオ、モバイルテレビ規格に対応した復調と、接続規格のサポートを、単一の高度に統合されたSoCに組み込むことができます。

柔軟なシステムレベルの接続性能

プラットフォームには柔軟なバスインターフェースを搭載しているため、プラットフォームをシステムのマスタコントローラ、システムのスレーブ、またはその組み合わせとして構成できます。

組み込みCPUはSDIO、SPI、またはUSBインターフェースなどのシステムデバイス用ドライバを実行できるとともに、Ensigma Series3内蔵プラットフォームと、接続されたRFデバイスを管理できます。データはシステムメモリから収集することも、TV/STBアプリケーション専用のトランスポートストリームポートに出力することもできます。

SoCに統合すると、共有システムメモリリソースを使用して、一部の規格で必要な時間インターリーブメモリに充て、ソリューションのシリコン領域を削減できます。

組み込みCPU

32ビット組み込みCPUは、メインシステムアプリケーションプロセッサのプラットフォーム管理に関するプロセッサの低遅延要件を隔離し、ソフトウェア移植とシステム統合の作業を最小限に抑えます。スペア容量によって、SDIO、USB、SPIインターフェースなど接続された周辺機器を制御できます。16ビット命令セットの搭載により合計コードサイズを削減し、システムコストを最小限に抑えます。

スケーラブルなソリューション

Ensigma Series3は完全にスケーラブルなソリューションで、Wi-Fi、FM、およびデジタルテレビの復調に関して、ラジオ復調の単一チャンネルから、完全な同時マルチチャンネルソリューションまであらゆるものを提供できます。内部ワークスペース、メモリ帯域、入力チャンネル数、SIMD処理容量、組み込みCPU構成、エラー補正、ハードウェアアクセラレータなどの内部リソースはすべてスケーリング可能で、対応するアプリケーションに合わせてRPU面積を最適化できます。

汎用チューナー/送受信機インターフェース

受信インターフェースを幅広いゼロIF (IQ)、低IF (IQ)、またはIFチューナー(RSSI出力あり/なし)に対応して構成し、送信インターフェースでI/Q信号生成をサポートできます。チューナーにアクセスするすべてのファームウェアから、共通の抽象化されたチューナードライバAPIを通じて、デジタルゲインとアナログゲインおよびDCオフセット制御信号の両方を生成できます。

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