PowerVR Series6 GPU

PowerVR Series6は最新のGPU (Graphics Processing Unit) IPコアファミリで、高性能かつ超低消費電力グラフィックスの新たな標準を打ち立てる製品です。モバイルやタブレットからハイエンドなゲームや演算処理まで幅広く応用が可能です。

Series6の基盤である画期的なPowerVR Rogueアーキテクチャは、PowerVR GPUのこれまでの5つのバージョンを経てより一層進化し、高い評価を得ています。PowerVR Rogueアーキテクチャにより、イマジネーションのパートナーは革新的で「自然な」ユーザーインターフェースから非常にリアルなゲームに至るまで、驚くべきユーザーエクスペリエンスの開発が可能になりました。また、高度なコンテンツ制作や画像処理、または洗練かつ強化されたリアリティや環境に配慮したソリューションの追求も可能です。Series6の機能セットは、OpenGL ES 3.0、OpenCL 1.1 EP、DirectX 9_3/10_0などの各種APIの要件を満たすか、または上回っており、すべての主要なオペレーティングシステムをサポートしています。

拡張可能なコンピューティングクラスタ数に基づくPowerVR Rogueアーキテクチャは、モバイルからスマートフォン、タブレット、PC、コンソール、自動車、デジタルテレビなどの最高性能の組み込みグラフィックスを要求する、拡大し続ける厳しい市場の要件をターゲットとして設計されています。コンピューティングクラスタは、消費電力および帯域幅要件を最小限に抑えながら高い性能とコンピューティング消費電力効率を発揮することを念頭に設計された、さまざまなプログラマブルコンピューティング要素です。

拡張可能なコンピューティングクラスタ数に基づくPowerVR Series6アーキテクチャは、モバイルからスマートフォン、タブレット、PC、コンソール、自動車、デジタルテレビなどの最高性能の組み込みグラフィックスを要求する、拡大し続ける厳しい市場の要件をターゲットとして設計されています。Series6のUSC (Unified Shading Cluster)は、消費電力および帯域幅要件を最小限に抑えながら高い性能とコンピューティング消費電力効率を発揮することを念頭に設計されています。

GFLOPS/mm2とGFLOPS/mWの両方において最高のパフォーマンスを実現するPowerVR Series6 GPUは、同等の市場をターゲットとする現行世代のGPUコアと比較して20倍以上のパフォーマンスを発揮します。この性能は、従来の世代よりも効率が約5倍以上のアーキテクチャによって実現されています。

総合的なロードマップ

PowerVR Series5 (SGX)コアと同時展開されるSeries6コアは、最も幅広いパフォーマンス/面積オプションを提供するため、あらゆるアプリケーション要件のセットに適したソリューションを利用できます。

PowerVR Series6のシェーダベースTBDRアーキテクチャ

独自の特許取得済みタイリングテクノロジーにより、陰面処理のオンチップ処理(ピクセルで完結し、サブミッション順には依存しない)やピクセルのブレンドができます。これによって遅延シェーディングが可能になり、外部メモリへの不要なアクセスがなくなり、シェーダサイクルでは目に見えるシェーダ効果のみが処理されるようになります。シェーダベースのラスタライズからジオメトリと頂点の処理を分離することで、スループットを増やせるとともに、システムの遅延に対する耐性が最大限まで高まります。ハードウェアベースのタイリング/カリングアルゴリズムをシームレスなシーンの複雑さ管理や圧縮と組み合わせて使うことで、PowerVR Series6は限られたメモリ領域の中で最小限のメモリ帯域を使用して複雑なシーンを自在に処理できます。

高度にスケーラブルでプログラマブルな処理クラスタ

USCはマルチスレッドの処理ユニットで、頂点およびピクセルシェーダで使用される演算や、実用的なGPU演算タスク(ビデオ処理や画像処理など)に最適化されています。USCのアーキテクチャは高度にスケーリング可能です。つまり、複数のクラスタを非常に小さなオーバーヘッドで実装できます(パフォーマンスはクラスタを追加するごとにほぼ線形的に向上します)。統合されたアーキテクチャと、インテリジェントなタスクスケジューリングやハードウェアの負荷分散との組み合わせにより、処理リソースを最大限に活用し、遅延に耐えることができます。最適化されたデータパスとローカルキャッシュにより、パフォーマンスを効率化しながら、電力消費を抑えます。

低消費電力、ハイパフォーマンス、究極の効率性を実現するPowerGearing

PowerVR Series6コアは、当初からハイパフォーマンスと低消費電力を念頭に置いて設計されました。精度、機能セット、パフォーマンスについては、組み込み市場の実践的な要件とのバランスを入念に検討しました。陰面処理(HSR)など特許取得済みのPowerVRテクノロジーで、コアはアーキテクチャのレベルで本質的に効率性が高く、さらにマルチレベルクロックゲーティング、パワーアイランドのサポート、先進的な電力管理機能PowerGearing™などの機能によって補完されています。

トリプル圧縮で最小の帯域幅を実現

PowerVR ‘Rogue’ アーキテクチャは、ロスレスな形状データ圧縮(複雑さを増すシーンの形状データを管理)、市場をリードする不可逆圧縮PVRTC™ (テクスチャの数とサイズの増加に対応)、そしてロスレスなフレームバッファ圧縮(画面内、画面外の両方で増え続けるレンダリング対象のサイズに起因するシステムレベルの帯域幅に対応)によるトリプル圧縮を提供します。帯域幅が削減されると、システムの効率性が全体的に向上し、電力消費も削減されます。

マイクロカーネルの柔軟性

PowerVR ‘Rogue’アーキテクチャは、C言語でプログラマブルなマイクロコントローラで実行されるソフトウェアマイクロカーネルによって駆動されているため、すべてのGPUイベントがローカルに管理され、ホストCPUの負荷が最小限に抑えられます。このマイクロカーネルは、SoCレベルの電力管理やDVFS制御ブロックと直接ハンドシェイク信号をやりとりする、遅延の少ない電力管理を実現しています。

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